サボテン

[ 家族 / 旅行 ]
2007年2月28日 水曜日

夕べ真夜中の便でアリゾナ州トゥーソンに到着、三人の義兄の真ん中で、メリーランドから来てたマイクとその家族に迎えにきてもらい、予約していたモーテルへ。彼らはバンをレンタルしてるんで、今回の旅行では、マイクが色んなところに連れてってくれるらしく、おかげで自分らはレンタカーせずに済みそう。

部屋には窓が無かったんで、とりあえず外観を。


天気予報によると、残念ながら、我々の滞在期間は通常ほど暖かくないとか。なので今朝もプールで泳いでる人は少ない。

昼頃に迎えに来てもらった。バンの後ろを付いて来る別の車にはマーリンとデビッドが。マーリンはうちの嫁さんの養父の前妻で、デビッドは今のご主人。どんな顔して挨拶すりゃええのやら、ちょっと複雑な気分。

そして、一番上の義兄のリックを迎えに行き、合計9人で近くのレストランでブランチ。店の前で車から出た後、いよいよ我々夫婦はマーリンとデビッドと初対面。これまたちょっと緊張。

だが、凄くニコニコした顔で、「マイク達から話はよく聞いてるよ。」と挨拶してきてくれた。その後の会話も、うちの嫁さんに対して笑顔で「あなたのお父さんはね…」ってな感じで気軽なもんだ。日本じゃなかなかないだろうな、こういうの。第一、アメリカでは昔から離婚・再婚なんて珍しくなく、オープンに語るのが普通。これが日本人同士だったら、複雑な家族構成なんてブログに載せてられないんだろうけど、この夫婦の器量の大きさからすると、そんな遠慮も無用だと思ったんで、載せることにした。

食事後、そのままマーリンとデビッドの家に。きれいな家だが、雰囲気は西部っぽい。カーボーイやアメリカ原住民(俗に言うインディアン)関連の飾りもしてある。

前々から、この地域は砂漠でサボテンばかりだと聞いてたが、まさにそのとおり。家も色んなサボテンで囲まれてた。


なかには、先っちょが曲がってる、ちょっとマヌケなのも…。


サボテンも、大きなのになると、中身はあまり見かけが普通の木と変わらない。これは完全に干からびて周りが落ちたものだそうだ。


そして砂漠の向こうには、緑の少ない山脈が。LA郊外でこれっぽいのを見たことがあったけど、ここまででかくなかったような気がする。


一休みした後、マイクの家族とリックと共に、バンでドライブ。リンコン(Rincon)とサンタ・カタリーナ(Santa Catalina)の二つの山脈に挟まれたレディントン峠(Redington Pass)の頂上近辺まで行ってきた。ここからはトゥーソンの街が見渡せる。


そして、やはり周りはどこを向いてもサボテン。


普通の木や草の様に見えるものも、よくみたら葉や枝の先はとがってる。砂漠の植物の多くは、こうやって、動物からの攻撃から守られてるという。まさに神の業。


峠のふもとには幾つかの豪邸がある。この中のどれかが、ポール・マッカートニーの所有だった物件で、リンダ(最初の奥さん)が亡くなった場所だとか。


帰る途中に、アグア・カリエンテ公園(Agua Caliente Park)に寄った。鴨や亀など、色んな動物が池の周りにいたが、blue herring (青セグロカモメとでも言うんだろうか…)という大きめな鳥もいた。


夕方にはこの度結婚する義兄ビルと相手のリタの家で親戚や外来者を集めてのパーティがあった。

リタが、赤ちゃんをあやしてたんで、抱っこさせてもらうと、その子に向かって、「あなたの叔父さんよ。」とか言う。誰の子なんだろうと思って後で嫁さんに聞いてみたら、リタは前のご主人と死別で、二人の間にできた子達の一人が最近産んだ子らしい。だから正確に言うと、自分はその子の大叔父ってことになる。いやぁ、今回の旅行では親戚関係を頭の中で把握しとくのに苦労しそうだ。

なにはともあれ、飲みまくった。この家族、飲むわ喰うわで、かなり凄い。


アリゾナへ…

[ 家族 / 旅行 ]
2007年2月27日 火曜日

木曜に義兄の結婚式があるんで、今夜7:30pm頃の便で、JFK空港からアリゾナ州Tucson(トゥーソン?)に向かう。あっちに着くのは11pm過ぎるとか。戻ってくるのは日曜の朝。そのまま教会で礼拝ってことになりそう。まだ引越してから、あまり荷物が片付いてないうえ、戻ってきて翌日はHappy Hourの本番。超忙しい。

アリゾナは初めて。っつうか、これまで用事なかったしね。テキサスやカンザスより西で行ったことがあるのはカリフォルニアとオレゴンだけだったし、今回は貴重な旅行かもしれない。

ちなみに義兄ってのは、嫁さんのstep brother。自分達の結婚式以来会ってない三人の義兄と三人の甥は、みんな白人。今回の結婚式も、「多分アジア人は二人だけだ。」とか言われてしまった。(笑)


[映画] 硫黄島からの手紙

[ 映画 ]
2007年2月17日 土曜日

映画ってあまり見ないんだが、前々から興味あったし、嫁さんが見たいって言うんで、ポートチェスターの映画館まで行ってきた。


素直に、いい映画だったと思う。戦闘シーンは普通にアメリカ映画だったが、それ以外は日本人監督と言ってもおかしくないくらい、日本の雰囲気が出てたし、ステレオタイプもなければ、よくありがちな『アメリカが正義』というつまらぬ概念もない。

渡辺謙はもちろんだが、準主役なんだろうけど主役っぽかったジャニーズの二宮とかいうのもいい味だしてたし、キャスティングもよかったと思う。

内容もよかったが、それ以上に、アメリカでこの映画が人気だという事実が嬉しかった。アメリカに長年住んでると、この国の人々の大半は、アメリカがいつも正しいような感覚で生活してて、それこそ日本の戦争中の『天皇陛下』ってのを(履き違えてそうな)『自由』という言葉に置き換えて、自分の国がやってることを全て正当化するように洗脳されてるというような気がしてしまうけど、こういう映画が受け入れられるってことは、アメリカも少しは進歩したのかなぁとも思えてしまった。特に、今実際にイラクで、探してたはずの武器も見つからなければ、ターゲットだったフセインも死に、ますます意味のない戦争を続けてる中で、こういう映画に多くの人々が注目してくれたってのは、素直に喜んでいいんじゃないかと思う。中には、こういう映画を見て「日本人ってバカだったんだね。」だけで済ますアメリカ人もいると思うけど、少なくともニューヨークでは、もう少し物分りのいい人も多いはずだし。

所詮戦争なんて、政治家同士で生身の人間使って将棋打ってるようなもんだから、どちらが善悪かなんて決めようがないんだが、特にアメリカ映画の多くは結局自分達が正義だというのが多いのが事実(まぁどこの国もある程度そうなんだろうが)。そういう意味でも、もう少し、こういう映画が広まって、もっと多くの人々が戦争の虚しさについて考えてもいいんじゃないかと思った。


RIP: James C. Melby

[ プロレス ]
2007年2月15日 木曜日

自分の人生を振り返ると、特にアメリカに来てからは、「いつでも会える」とか「いつでも連絡できる」と思ってた人が亡くなることが何度もあった。んで先日また、「そのうち連絡しよう」と思ってた人が他界した。彼のメールアドレスは持ってたし、あっちも自分のことは知ってたはず。

自分は、どちらかというと、最近のプロレスにあまり楽しみを見出せなくなってるので、プロレスの歴史の研究をする方が楽しかったりする。

ボクシングや球技などの場合、コミッショナーや体育協会などがしっかり試合の記録などを管理しているので、昔の情報を引っ張り出すのは、そんなに難しいことではないが、プロレスの場合、そういうわけにはいかない。

日本では、昔からプロレスがスポーツ新聞などでも取り上げられてるので、過去の記録を調べるのは苦ではない。だが、海外の場合、プロモーター自身が、プロレスをサーカスか何かのエンターテイメントのイベント程度にしか扱ってないことが多かったので、試合の記録というと、図書館に閉じこもって当時の新聞の記事を探り出すしかないのが現状。事実、アメリカやカナダのプロレス史に関する資料の大半は、熱心なマニアが集めた記録がほとんど。かえって、プロモーター達の方が知らなかったり憶えてなかったりするケースが多い。

ジム・メルビー氏は、プロレスジャーナリストとして長年活躍した。文を書くだけではなく、実際に図書館などでプロレス史のリサーチをしまくった、云わばプロレス史研究のパイオニア的存在でもあった。そのメルビー氏が先週末53歳という若さで他界した。

自分が運営する世界各国のプロレス選手権の変還史を集めたサイトも、彼を中心とした多くの研究者の努力無しでは存在しなかったと言っても過言ではない。

彼と個人的な知り合いになれなかったことを後悔すると同時に、長年のプロレス史研究における功績に感謝したい。


夏時間変更に伴うPCの対応

[ IT ]
2007年2月14日 水曜日

バレンタインデーだというのに色気のねぇ話だが、たまにはためになる(かもしれない)情報を。

The U.S. Energy Policy Act of 2005 (2005 年エネルギー政策法)とやらにより、今年からアメリカとカナダでDST (Daylight Saving Time = 夏時間)の期間が変わるとか。これまでの4月第1日曜~10月最終日曜が、3月第2日曜~11月第1日曜になるので、約一ヵ月延びるっつうことになる。日本では現在実施されてないが(1948~52年の4回だけ実施されたらしい)、アメリカ他幾つかの国々では、夏の期間だけ時間を一時間ずらしてしまう。要するに、毎年二回、家中の時計を調整しなければならないという、超面倒な制度。

Microsoft Windowsには、DSTにPCの時計を自動調整する機能があるが、期間改正により、その機能も変更しなければならない。

Windows XPやVista、Windows Server 2003では、Internet ExplorerのTools (ツール)メニューから Windows Update のサイトへ行って、必要な更新を適応させればいいが、他のWindowsの場合は、このリンクの下の方にある、「Download the Tzedit.exe utility package now.」というのをクリックして、調整ツールを走らせる必要があるらしい。タイムスタンプを重視するソフトを使ってる人には、この対応は重要だと思われる。

このDST制度、省エネが目的らしいが、その反面余計にエネルギーを使ってる部分があるんじゃねぇかとも思うし、色々考えても、やはりあまり意味がない様な気がしないでもない。まぁ、夕方仕事が終わってまだ明るい間に軽く飲みに行けるってのもええけど。