ランカスター

[ 信仰 / 旅行 ]
2010年6月20日 日曜日

今年のうちの教会の修養会は、我々夫婦が企画を担当。思い切ってペンシルバニアまで行ってきた。

昨日の朝は早く起き、教会に集合。8時には出発し、ランカスターに向かった。アーミッシュで有名な地域だ。途中、渋滞だったりで、予定よりもちょっと遅く11時過ぎに到着。後に色々控えてたので、そんなにゆっくり買い物してる場合は無い。

その後、30分くらい離れてる場所にあるレストランで昼食。んで、また30分くらい走って、宿泊施設に到着。

車を走らせてる間は、農場や馬車、家の前で座って駄弁ってる人々など、アーミッシュの地域の光景を楽しむことができた。

宿泊施設に到着直後にみんなでアスレチック。所謂、『team building』とかいうので、グループとしての気持ちを高めようってやつ。当初はみんな難色を示したにも関わらず、我々夫婦で強引に取り入れたプログラムだったが、終わってみると、みんな楽しかったらしい。

夕飯後、再び30分くらい車を走らせ、Sight & Sound Theatreへ。ここは、クリスチャンの劇で有名で、数年前に教会の行事でノアの箱舟を見に来た時も、なかなか感動させてくれた。今回は『Joseph』という劇。旧約聖書の創世記の最後の方に出てくるヨセフという人物で、ユダヤ人の父といわれるアブラハムから数えて四代目。話のポイントは、自分をエジプト人に売り渡した兄達への赦しと、奴隷として働いたり牢獄に入れられたりしても保ち続けた信仰。

その二つと別に自分が思ったのは、アブラハムからヨセフまでの四人とも、何かしら大きな失敗や変な行動が聖書には書かれている。特にヨセフなんかは、多くの人にとって第一印象は、「こいつウザい」じゃないだろうか。でも、そういう人間でも、神に用いられてたわけで、自分の不完全さを言い訳にしてちゃいけないってことを、再認識した。

前回も思ったんだけど、会場もでかく、演出もなかなかのもんで、下手なブロードウェイのミュージカルよりも、よっぽど出来がいい。

劇が終わり、宿泊施設に戻る途中、気付いたのは、電気をあまり使わないアーミッシュの地域だけあって、家の中もロウソクだけだったり、街灯も少ないってこと。さすがに暗くて運転しにくかった。

今朝は、普通に修養会っぽく、朝食の後はスモールグループで、夕べの劇の感想を交えての話し合い。その後は礼拝。

解散後帰途の中、再びランカスターの町へ。超保守的なクリスチャンの地域なんで、観光客が喜ぶような店の殆どが、日曜には閉まっている。それを覚悟してたにも関わらず、遠回りで帰ってみたら、なんとか、数件店が開いてる地域を発見。ちょっとだけ買い物して、ニューヨークへ向かった。

一泊しかないのに複数の人達の意見を取り入れ、色々押し込んだため、ちょっとスケジュールがきつかったかもしれないが、でもみんななんとか喜んでくれたみたいでよかった。今回は初めての試みだったが、次回はもうちょっと余裕を持ったプログラムが組めると思う。


バッシュ・ビッシュ・フォールズ

[ 旅行 ]
2010年3月27日 土曜日

バークシャーズから帰る途中、まるで日本のダサい映画の題名にありそうな、変な名前の滝があるらしいので、日没に間に合うかどうか判らなかったが、寄ってみることに。

宿泊地から一度ニューヨーク州側に出て一時間以上走り、標識を追って田舎道を車で進んで行くと、専用(?)駐車場と思われる場所を見つけた。

車から降りると、滝まで3/4マイルと書いてあった。1.2kmくらいか。山道を歩くには、ちょっと面倒だし、6時過ぎてたに着いたもんで、日が沈むまでに行って帰って来れるのやら。でもここまで来たんで、とりあえず歩いてみることに。

途中ですれ違った人達に、「まだかなぁ。」と聞くと、「いや、大したことない。もうちょっとだ。」と言われ、張り切って進むと、やっとニューヨークとマサチューセッツの州境に。なんじゃ、まだまだかいな。登り坂ばっかで、疲れたぞ。

Bash Bish State Border

更に進むと、別の人達とすれ違ったんで、再び、「まだかなぁ。」と聞くと、「いや、すぐそこのカーブの先だから。」って。張り切って進む気力もない。

Bash Bish Falls

やっとたどり着いた。写真ではあまり判らんかもしらんが、思ったより大きかった。

当たり前のことだろうが、行きも帰りも、川沿いの道を歩いた。さすがに帰りは既に薄暗かった。

Bash Bish Falls

林の中、川の辺を歩いていると、故郷の帝釈峡を思いだした。


アリスのレストラン

[ 旅行 / 音楽 ]
2010年3月26日 金曜日

ウッディ・ガスリーという、アメリカのフォーク音楽の教祖的存在の歌手がいた。ボブ・ディランにも大きな影響を及ぼしている。

その息子のアーロ・ガスリーという、これまた有名なフォーク歌手がいる。

彼の最も有名な作品は、『アリスのレストラン』という、オリジナル録音は18分以上にも及ぶトーキング・ブルース系の曲だ。実話を元にしていて、映画にもなっている。

「二年前のサンクスギビング…」という設定で始まるこの曲、どこかのクラシックロックやオールディーズ専門のFM局で、毎年必ずと言っていいほど感謝祭の日に流れている。自分も何故か、ほぼ毎年、アーロのベスト盤を車のCDプレーヤーに入れて聴いてたりする。ちなみに自分が好きなのは、『Last to leave』や『City of New Orleans』といった、他の曲なんだが…。

この曲の舞台は、マサチューセッツ州のバークシャーズという地区で、ノーマン・ロックウェル美術館のあるストックブリッジや、タングルウッド音楽祭で有名なレノックスという町もあり、意外と日本人にも馴染みのある地域だ。

この週末、用事で同州ハンコックというとこに一泊の予定で行くことになってたんで、途中でアーロに縁のある場所に寄ってみたかった。

その曲では、『アリス』という人が、教会に住んでいたとあるが、実在したアリス・ブロックという人のことで、グレート・バリントンという町の無人化した教会を買いとり、実際そこに住んでいたという。

Guthrie Center

今では、『ガスリー・センター』と名前を変え、特定の宗教に捉われず、色んな音楽が演奏される、公民館みたいなものになっているらしい。

そしてしばらく北上すると、ストックブリッジ。

Alice's Restaurant Alice's Restaurant

ロックウェルの絵でも有名なダウンタウンには、以前『アリスのレストラン』だった店が、全く同じ、食料品店の裏という妙な場所で、別のオーナーによって経営されている。

というわけで、そこの食事には興味なかった自分と嫁さんは、日本人旅行客らしく、そのまま写真だけ撮って宿泊地へと北上。訳あって、今晩は無料で泊まらせてもらえる。

Berkshires

結構山の上の方に来てるらしく、その建物から見た景色も、なかなかいい。ちなみに、向こう側の山に見えるのは、スキー場。さすがのマサチューセッツも、この時点でまだスキーができる年って、珍しいらしい。


ミルウォーキー醸造屋めぐり

[ 旅行 / 飲み喰い ]
2009年11月24日 火曜日

木曜は感謝祭ってことで、嫁さんの両親の家がある、イリノイ州まで来た。とはいえ、ウィスコンシン州との境の直ぐ近くで、せっかくなんで、今日はミルウォーキーまで、ブルワリーのツアーにでも行ってみようかと。

Wisconsin

運転中、こういう景色が多い。さすが、何もない。

まず、街外れにある、ミラーの本社へ。

miller1

通常、ミラーやバドワイザー、クアーズなど、どこのスーパーでも売ってるようなビールは飲まないもんで、気が付かなかったが、去年クアーズを合併し、いつの間にかMillerCoorsになってたらしい。

全米でもっとも大きなビール会社の一つなんで、醸造所というより、『工場』のツアーという気がした。

Mille Cave

創業当初、ビールの保存に利用されたという洞穴。今ではツアー客用のスポットになっている。

Miller Inn

ツアーの終わりにはお決まりの試飲。一人、違う種類のビールを三杯ずつ。無料のツアーの割りには、いいかもしらんが、所詮ミラーはミラーってことで、三杯目は、ミラーが過去に買収した別のブランドを飲んだ。

続いては、ダウンタウンにもう少し近い、いかにも地元っぽいレイクフロント・ブルワリーってとこへ。

Lakefront Brewery

もちろん、こっちは凄く小さく、自分達が時間ギリギリで到着した時には、他にツアー客がいなくて、数分後にもう二人来たのみだった。こちらは一人$12のツアー。

創業者の一人が自らツアーをしてくれるという。まず、トークンを一人四枚ずつ渡され、生ビール一杯なら一枚、ボトルなら二枚で飲ませてくれるという。

ツアーを始める前に、まず一杯注文しろってことなので、みんなでビールを片手に、醸造の過程に関する説明を聞いた。

プレゼンが終わると、「所内を周る前に、もう一杯どうぞ。」ってことで、今度はみんなビールを片手に、醸造所内を歩く。

Lakefront Brewery

ツアー客用の通路からガラス越しに所内を見せるミラーとは違い、今回は、特にたった4人ってことで、色々な機材の前まで連れてってくれた。

んで、ツアーが終わると、残りの二枚のトークンをバーで使い切る。

創業者のおっさんも、気さくで、色々話しかけてきてくれたりで、ツアー自体がアットホーム。ミラーは無料で、ここは$12だったが、どっちを薦めるかと言うと、もちろんこのレイクフロントかな。


ニューポート

[ 旅行 ]
2009年10月25日 日曜日

今日は、ケープコッドからニューヨークに帰る途中、せっかくなんで遠回りして、ロードアイランド州のニューポートに寄り道した。

前回ニューポートに来たのは、大学卒業のちょっと前だったと思うんで、15年以上前かな。

いかにも観光客向けの様な商店街を歩き、時々海側に出てみたりしたが、リゾートや宿泊施設でブロックされてるとこが多く、そのうえ湾側でヨットや客船が並んでる港だらけで、景色としては大したことがなかった。

というわけで、思い切って、ニューポートの南端まで車で行ってみることに。

予想通り、大部分は、金持ちの豪邸っぽいのでブロックされてて、結局景色が楽しめんなぁ…、と思いながら車を走らせてたら、向こうの方にやたらと車が停めてあるんで、もしかしたら、と期待したところ、もろに大西洋を眺めれるように、道路が海岸沿いに通っていた。

Newport (2)
結構波が激しそうだった。

Newport (1)
ま、こんな感じで、豪邸が海辺に建ってたりするんだが、遠くから見ると、ええ感じだったりする。

Newport (3)
椅子を持って来て、くつろぐ老夫婦(?)。許可なしで勝手に撮った。常連だろうか。年とっても仲良くできるのって、ええよな。

今晩ニューヨークに戻ってきたが、やっぱ我家が一番落ち着く。とはいえ、束の間の休息、二人で十分楽しむことができた。

今年は、うちらの結婚10周年なんだが、8月に緊急帰国しなきゃいけなかったもんで、予定してた約一週間の旅行も中止になったんで、後もう一回くらいは、こんな感じで週末にでも遠出できたらと思ってる。