海辺

[ 旅行 ]
2010年8月13日 金曜日

我々夫婦は、去年の9月で結婚10周年だったんだが、その頃っつうと、まぁ色々あって、そんなの祝ってる場合じゃなかったもんで、今年はちょっとした旅行でもしようかってことで、割安旅行に行き、夕べ夜中に帰ってきた。普通のホテルの二、三泊分くらいの値段で、なんと一週間台所付きの部屋! もちろん資金節約のために、ほぼ毎日自炊。

…と思ってたが、飛行機の予約をした後、宿泊先の予約をした会社に手違いがあり、最初の一泊は別のところで過ごさないといけないことが判明。となると、どうせ一泊なら、安くてもせめて眺めがいいところに泊まろうってことで、周りにレストランも店も何も無いのを覚悟で別のホテルを予約。案の定、車なしではどこにもいけないような所だったが、眺めはさすがによかった。

せっかくなんで、日の出も見れたらなぁと思ってたら、疲れてるにも関わらず、なかなか寝付けない。

気がついたら、外は、メチャクチャ綺麗な景色だった。だが自分のデジカメだと、全く上手く撮れない…。

月の光だけで、海の水面が照らされて、水平線や雲もはっきり見えてて、感動した。こういうのは、肉眼で見てなんぼのもんかもなぁ。

寝れないまま、夜明けを待つはめに。日が昇る直前の海も、これまたよかった。

山奥育ちの自分にとっちゃぁ、これが生まれて初めて見る水平線上の日の出。

同じ時間帯とはいえ、ニューヨークから離れた地域の海岸沿いなもんで、普段見れない植物や動物がその辺の道端で見れたりする。

ここぞとばかりに、I-95 (州間高速道路95号線)の最南端を狙ってみた。本当は国道1号線の終りまで行ってみたかったが、ここから更に3時間以上走らないといけないらしいので、今回は断念。

この辺には、住みたいとは思わないが、機会があれば、旅行で来るのはいいかも。なんだかんだいって、ニューヨークが一番落ち着くねぇ。


ロングアイランド

[ Happy Hour / ニューヨーク / 旅行 ]
2010年7月31日 土曜日

毎年、ロングアイランドの東端の近くにある、シェルターアイランドで、小学生を対象とした日本語クリスチャンキャンプが行われているが、今回Happy Hourが、賛美のプログラムで参加してくれという依頼があった。こども相手なんて苦手なんだが、自分はただピアノを弾くだけなんで、他は、相方に任せて練習してきた。

昨日、午後早めに出発。うちの嫁さんと、うちの教会の友達もう一人も同行。会場に夜着くまでに、色々観光もしてみたいと思ったが、案の定、ロングアイランドの真ん中を通る高速道路は、いつもどおり渋滞。今回は、ロングアイランドってことで、車の中の音楽はずっとビリー・ジョエル

会場のあるシェルターアイランドの手前に、ワイナリーで有名な地域がある。そこを通過しかけたのが夕方6時頃で、ついでなんで、一件寄ってみることにした。が、最初のワイナリーは、説明を読んでいると、デザートワインっぽかったんで、そこはパスし、別の場所へ。二件目に行ったとこで、三種類のワインを$5で試飲させてくれるとのことなんで、友達と二人で合計六種類を試した。あまりワインは飲まないし、詳しくもないけど、まぁ、そんな悪くはなかったかな。

シェルターアイランドの北側から、フェリーで車ごと乗り、島に向かった。

ferry to Shelter Island

島に着くと、早速夕飯のためのレストランへ。だが、予め調べておいた店は、なぜか閉まっていた。なので、そばにあったシーフードの店に。ロブスタービスクは、どちらかというとクリームスープにカニカマぶち込んだだけみたいだったが、それ以外はまあまあよかったかも。金持ちっぽい連中で賑ってる近辺の他の店と違い、地元っぽく、雰囲気はよかった。

会場に着いた頃には、もちろん真っ暗。朝の集会のための打ち合わせを終わらせ、さっさとベッドへ。

だが、場所が変わると、中々寝れない自分。嫁さん以外の人達が周りにいると、尚更だめだ。多分一時間くらいしか寝れてないんじゃないだろうか。いつの間にか外は明るくなっていた。

周りのこども達よりも一足早く、シャワーを浴び、外へ。目の前が海岸だったんで、出てってみた。こんなとこで毎年キャンプだなんて、ちょっと贅沢かも。(笑)

集会というと、当初はピアノがあるということだったので、ピアノで練習していたが、行ってみると、かなり調律が狂っていて、今回ハーモニカも使う予定だったんで、いざ試してみたら、半音どころか、全音くらい低く、使い物にならなかった。電子キーボードを用意してくださってたが、5オクターブ。それもペダル無し。でも、本番前に30分くらいリハーサルの時間をいただいたんで、なんとか演奏にはこじつけた。

今回は、これまでの演奏と全く違い、こども向けってのもあったんで、みんなに一緒に歌ってもらったり、振り付けがある曲は、一緒に踊ってもらったり。もちろん、踊りが嫌いな自分は、キーボードでの演奏に専念。当然じゃっつうの。(笑)

終わってみると、みなさんには喜んでいただいてたみたいなんで、よかったんだろうなと思う。これまでも、自分達でキーボードやマイク関連一式持参したりしたこともあったけど、やっぱ今後もなるべくちゃんと準備して持参するべきってことか。

集会が終わると、早速我々は出発。今度は島の南側から出るフェリーに乗った。

当初は、ロングアイランドの最端のモントークにでも行ってみようかと思ったが、これまた案の定渋滞。あきらめて、帰る方向で、途中で別のワイナリーによることにした。一件目は、入り口からして、ブドウ畑の中を通るような感じで、雰囲気はよかった。$8で6種類の試飲。三人で回し飲みした。

Vineyard at Channing Daughters' Winery

二件目に行ったとこは、これまで行ったワイナリー以上に、観光地化されてるみたいで、店もでかくアットホームっぽさもなく、みんな気分的にのれなかったんで、さっさと出てきた。

一度はもう帰ろうかと思ったけど、せっかくなんで、ハンプトンベイズから、大西洋に向けて車を走らせ、ロングアイランドと平行している長細い島を、端から端まで走った。金持ちの別荘みたいなのがやたら並んでて、途中、飽きたんでUターンしようと思ったが、向こう側に島の端だと思われるものが見えたんで、ついでなんで、そこまで車を走らせた。

そこが一番ビーチとしては人気があるように見えた。

Fire Island

本当は、海辺でビールってのもいいんだが、さすがにまだまだ運転しなければいけなかったし、既に試飲とはいえ、多少ワインを飲んでたんで、今回は我慢した。

夕飯には、クイーンズのフラッシングという、台湾系と韓国系の店が多い町によって、焼肉喰って帰ってきた。

いやぁ、疲れた。

明日の朝もまた礼拝。さっさと寝ないと…。


ランカスター

[ 信仰 / 旅行 ]
2010年6月20日 日曜日

今年のうちの教会の修養会は、我々夫婦が企画を担当。思い切ってペンシルバニアまで行ってきた。

昨日の朝は早く起き、教会に集合。8時には出発し、ランカスターに向かった。アーミッシュで有名な地域だ。途中、渋滞だったりで、予定よりもちょっと遅く11時過ぎに到着。後に色々控えてたので、そんなにゆっくり買い物してる場合は無い。

その後、30分くらい離れてる場所にあるレストランで昼食。んで、また30分くらい走って、宿泊施設に到着。

車を走らせてる間は、農場や馬車、家の前で座って駄弁ってる人々など、アーミッシュの地域の光景を楽しむことができた。

宿泊施設に到着直後にみんなでアスレチック。所謂、『team building』とかいうので、グループとしての気持ちを高めようってやつ。当初はみんな難色を示したにも関わらず、我々夫婦で強引に取り入れたプログラムだったが、終わってみると、みんな楽しかったらしい。

夕飯後、再び30分くらい車を走らせ、Sight & Sound Theatreへ。ここは、クリスチャンの劇で有名で、数年前に教会の行事でノアの箱舟を見に来た時も、なかなか感動させてくれた。今回は『Joseph』という劇。旧約聖書の創世記の最後の方に出てくるヨセフという人物で、ユダヤ人の父といわれるアブラハムから数えて四代目。話のポイントは、自分をエジプト人に売り渡した兄達への赦しと、奴隷として働いたり牢獄に入れられたりしても保ち続けた信仰。

その二つと別に自分が思ったのは、アブラハムからヨセフまでの四人とも、何かしら大きな失敗や変な行動が聖書には書かれている。特にヨセフなんかは、多くの人にとって第一印象は、「こいつウザい」じゃないだろうか。でも、そういう人間でも、神に用いられてたわけで、自分の不完全さを言い訳にしてちゃいけないってことを、再認識した。

前回も思ったんだけど、会場もでかく、演出もなかなかのもんで、下手なブロードウェイのミュージカルよりも、よっぽど出来がいい。

劇が終わり、宿泊施設に戻る途中、気付いたのは、電気をあまり使わないアーミッシュの地域だけあって、家の中もロウソクだけだったり、街灯も少ないってこと。さすがに暗くて運転しにくかった。

今朝は、普通に修養会っぽく、朝食の後はスモールグループで、夕べの劇の感想を交えての話し合い。その後は礼拝。

解散後帰途の中、再びランカスターの町へ。超保守的なクリスチャンの地域なんで、観光客が喜ぶような店の殆どが、日曜には閉まっている。それを覚悟してたにも関わらず、遠回りで帰ってみたら、なんとか、数件店が開いてる地域を発見。ちょっとだけ買い物して、ニューヨークへ向かった。

一泊しかないのに複数の人達の意見を取り入れ、色々押し込んだため、ちょっとスケジュールがきつかったかもしれないが、でもみんななんとか喜んでくれたみたいでよかった。今回は初めての試みだったが、次回はもうちょっと余裕を持ったプログラムが組めると思う。


バッシュ・ビッシュ・フォールズ

[ 旅行 ]
2010年3月27日 土曜日

バークシャーズから帰る途中、まるで日本のダサい映画の題名にありそうな、変な名前の滝があるらしいので、日没に間に合うかどうか判らなかったが、寄ってみることに。

宿泊地から一度ニューヨーク州側に出て一時間以上走り、標識を追って田舎道を車で進んで行くと、専用(?)駐車場と思われる場所を見つけた。

車から降りると、滝まで3/4マイルと書いてあった。1.2kmくらいか。山道を歩くには、ちょっと面倒だし、6時過ぎてたに着いたもんで、日が沈むまでに行って帰って来れるのやら。でもここまで来たんで、とりあえず歩いてみることに。

途中ですれ違った人達に、「まだかなぁ。」と聞くと、「いや、大したことない。もうちょっとだ。」と言われ、張り切って進むと、やっとニューヨークとマサチューセッツの州境に。なんじゃ、まだまだかいな。登り坂ばっかで、疲れたぞ。

Bash Bish State Border

更に進むと、別の人達とすれ違ったんで、再び、「まだかなぁ。」と聞くと、「いや、すぐそこのカーブの先だから。」って。張り切って進む気力もない。

Bash Bish Falls

やっとたどり着いた。写真ではあまり判らんかもしらんが、思ったより大きかった。

当たり前のことだろうが、行きも帰りも、川沿いの道を歩いた。さすがに帰りは既に薄暗かった。

Bash Bish Falls

林の中、川の辺を歩いていると、故郷の帝釈峡を思いだした。


アリスのレストラン

[ 旅行 / 音楽 ]
2010年3月26日 金曜日

ウッディ・ガスリーという、アメリカのフォーク音楽の教祖的存在の歌手がいた。ボブ・ディランにも大きな影響を及ぼしている。

その息子のアーロ・ガスリーという、これまた有名なフォーク歌手がいる。

彼の最も有名な作品は、『アリスのレストラン』という、オリジナル録音は18分以上にも及ぶトーキング・ブルース系の曲だ。実話を元にしていて、映画にもなっている。

「二年前のサンクスギビング…」という設定で始まるこの曲、どこかのクラシックロックやオールディーズ専門のFM局で、毎年必ずと言っていいほど感謝祭の日に流れている。自分も何故か、ほぼ毎年、アーロのベスト盤を車のCDプレーヤーに入れて聴いてたりする。ちなみに自分が好きなのは、『Last to leave』や『City of New Orleans』といった、他の曲なんだが…。

この曲の舞台は、マサチューセッツ州のバークシャーズという地区で、ノーマン・ロックウェル美術館のあるストックブリッジや、タングルウッド音楽祭で有名なレノックスという町もあり、意外と日本人にも馴染みのある地域だ。

この週末、用事で同州ハンコックというとこに一泊の予定で行くことになってたんで、途中でアーロに縁のある場所に寄ってみたかった。

その曲では、『アリス』という人が、教会に住んでいたとあるが、実在したアリス・ブロックという人のことで、グレート・バリントンという町の無人化した教会を買いとり、実際そこに住んでいたという。

Guthrie Center

今では、『ガスリー・センター』と名前を変え、特定の宗教に捉われず、色んな音楽が演奏される、公民館みたいなものになっているらしい。

そしてしばらく北上すると、ストックブリッジ。

Alice's Restaurant Alice's Restaurant

ロックウェルの絵でも有名なダウンタウンには、以前『アリスのレストラン』だった店が、全く同じ、食料品店の裏という妙な場所で、別のオーナーによって経営されている。

というわけで、そこの食事には興味なかった自分と嫁さんは、日本人旅行客らしく、そのまま写真だけ撮って宿泊地へと北上。訳あって、今晩は無料で泊まらせてもらえる。

Berkshires

結構山の上の方に来てるらしく、その建物から見た景色も、なかなかいい。ちなみに、向こう側の山に見えるのは、スキー場。さすがのマサチューセッツも、この時点でまだスキーができる年って、珍しいらしい。