
中国で四千年以上前に作られたと思われる麺が見つかったらしい。
【北京12日時事】中国科学院地質・地球物理研究所の呂厚遠研究員ら専門家チームが、4000年以上前の新石器時代に作られた麺(めん)=(長さ50センチ、直径0.3センチ)を中国西部・青海省民和回族土族自治県の喇家遺跡で発掘、黄河上流域に麺の起源があったとする調査研究結果を12日までに明らかにした。麺は碗(わん)として使われた陶器の底部に付着していた。同チームは、世界最古の麺だとしている。
呂研究員は「形態が現代のラーメンと酷似している」と指摘。この麺は一般的な小麦でなく、アワとキビで作られ、碗に湯を入れて煮て食べていたとみられる。
呂研究員らは13日付の英科学誌ネイチャーに研究成果を発表する。同研究員は「麺は軟らかいため保存が難しく、これまで古い時期の麺に関する直接証拠は世界的にも発見されなかった」と語った。
これまでも麺の発祥地を巡って、中国やイタリア、アラビアと諸説があったらしいが、これで現段階ではやはり中国といったとこなんだろうか。ラーメン好きとしては、なんかちょっと嬉しいような気がする。




