ボルティモア

[ 信仰 / 旅行 ]

今日は特に昼間の予定を入れてなかったんで、ボルティモアの市内観光を。義兄家族宅から約40分でダウンタウンへ。

到着後、嫁さんが日焼け止めを買いたいと言うんで、その辺にあった店に。自分はその店で売ってそうな飲み物を持ってたんで、外で待つことに。すると、いきなり通りがかりの兄ちゃんが話かけてきた。

「ジェークっていうんだけど、君なんていうの?」

(ちょっと怪しいかなと思ったんで、名乗らずに) 「なにか?」

「神について話がしたい。」

「自分はクリスチャンだけど?」

「そっか!でもイエス・キリストを個人的に救い主として受け入れてる?」

「もちろん。」 (そこまでじゃない自称クリスチャンってのが余程多いんだろうな…。)
「君のクリスチャニティに対する熱心度を、1から10の数字で答えてみて。」

「完璧な奴っていないからね、(ニヤリとしながら)8か9にしといて。」

「素晴らしい。自分と一緒に、この街のために祈ってくれるかな。」

(目をつぶってる間に何か引っ手繰られないかと心配もしながらも) 「いいよ。」

…と、二人とも目を開けた状態で、共に祈る。

すると買い物を終わらせた嫁さんが出てきた。

「君、何て名前?」

「うちの嫁さんだよ。」

「あ、そっか。君も救われてるかい?」

「うん、彼女も。」

「そっか。失礼。んじゃね。」

…と去って言った。

正直、さっさと昼飯喰いたかったんで、面倒臭かった。でも、彼と別れた後、ふと昨日の牧師の話のテーマだった、『交わり』ってのを思い出した。名前やメールアドレスの交換まではないにしろ、自分達がニューヨーク郊外の日本語教会に行ってて、日本人のため、そして日本の国のためにも祈っててほしいという一言くらいは言えたはず。こういう、ちょっとした出会いってのを大切にしろって神様に言われたような気がした。

そして昼飯。『La Tasca』というスパニッシュ居酒屋を見つけたので入ることに。なかなかよかったが、後で調べたら、ワシントンDC周辺のチェーン店らしい。

夕方には戻って、みんなでディナーという予定にしてたので、とりあえず市内観光バスを使った。『Ride the Ducks』という乗り物。

乗る前に、乗客全員にアヒルの口ばしの形をした笛が配られる。乗るとすぐに、前に座ってた姉ちゃんが、BGMに合わせながら笛を吹きまくり体を揺らす。


最後の最後までそんな調子だった。超ウザい。

観光バスとしての市内を周ると、なんとそのまま水上に進み、遊覧船になるという、面白い乗り物。今度は港から街を見渡す。


さすが、古い街だけあって、「全米初の…」ってのが多い。
いかにも、伝統的な街が多少スラム化したけど観光や産業の部分で再び頑張ろうとしているという雰囲気がする。

ツアー中に感じたのは、バスからはもちろん、街を歩く中でバスに向かって笑顔で手を振る人が多かったってこと。アメリカの地方都市では普通のことだが、NYに住んでるとあまり見れない、忘れかけてた光景だった。日本じゃまずありえないな。

フォールストンに戻ると、裏庭のプールの脇で夕食を。せっかく我々がメリーランドまで来てるってことで、義姉が、当地名物の蟹を用意してくれてた。ケージャンとはまたちょっと違うスパイスをまぶしたもので、辛くて美味しい。ここでは、小さい木槌で割って喰うらしく、殻の外し方から、丁寧に教わった。


ちなみに写ってるのは、その辺の白人達よりも白い、うちの嫁さんの手。

その後、一人一枚ずつ、義兄が焼いてくれたステーキもご馳走になった。そのうち、木から落ちたリンゴを喰いに、庭に鹿が入って来始める。


ここまで間近に見れるのも珍しい。

市内観光や食事と、色んな意味で満足した一日だった。