これって、人によるんだろうけど、自分の場合、歳をとるごとにに、いわゆる『ミーハー』というやつじゃなくなってきてる。
いや、「昔はミーハーだった」というより、元々田舎育ちなもんで、何もかもが物珍しかったからこそ、若い頃は自然にそうなってたような気がする。
今や日本の山奥に住んだ時間以上をニューヨーク郊外で過ごしてて、自分の持つコネなどを考えると、本気になって努力すれば、結構な数の有名人に会えるはず。色んな知人の話を聞いてると、アントニオ猪木もビリー・ジョエルも、そして某元米国大統領も、自分にとっては『知り合いの知り合い』らしい。
ということは、この世に存在する有名人や著名人の大半が『知り合いの知り合いの知り合い』っつうことか。あくまで『友人の友人の友人』ってわけじゃないんで、誤解されてもらっても困るけど。
その反面、というか、そのせいか、歳をとるごとに、そこまで有名人に会いたいという願望が、かなり薄れてきた。元々、権威や地位というのに対して冷めた見方をしているってのもあるのかもしらんが、昔以上にそういうことが気にならないのかもしれない。ほんの数年前なら、「死ぬまでに一度は会ってみたい」って有名人が数名いたけど、今では殆どが「別にええかな」みたいな感じ。
でも、今もまだ、一人だけ、マネージャーや取り巻きの方々には遠慮していだいて、ミーハー心全く抜きで、それも本人の仕事の話題も抜きで、「この人って、実際どんな人なんだろう」っつう感じで、サシでじっくり一緒に飲んでみたい人がいる。色んな話聞いてると、既に酒飲んじゃいけない体になってそうな気がしないでもないが…。
場所はやっぱ、席数少ない、あの店のカウンターかな…。
Jesus loves y’all.