ニューヨークは、昨日あたりから、世界中から多くの人達が集結している。この日曜日、世界最大のプロレス団体WWEが、年間最大のイベント『レッスルマニア』を、ニューヨークのアメフトチームが本拠としているメットライフ・スタジアムで開催するからだ。そして、それに乗っかって、WWEだけではなく、多くの小さな団体も昨日からこの周辺で興行を打っている。日本やメキシコからも多数の選手達が色んな団体でで試合をしている。
そして世界第二の団体である新日本プロレスも、土曜日にはアメリカ第三(?)の団体ROHと組み、マディソン・スクエア・ガーデンでの初興行。これまでガーデンでのプロレスはWWEのマクマホン一家が牛耳ってきたので、50年以上にして初めてマクマホン家が関わらないプロレス団体が同会場で興行ということになる。プロレス史的にも、大きな事だし、40年近く新日のファンである自分にとっては、滅茶苦茶嬉しい話で、その歴史的瞬間を、生で観たいところだ。
だが、そんな自分はと言うと、その全てを諦めて、明日から約2週間家族3人で帰国。厳密にいうと、日本滞在は精々12日。そのうえ最後の数日は殆どが移動。ある用事で帰ることになって、その用事自体は別に今月でなくてもいいんだろうが、我が家の都合としては、色んなことを考慮すると、今のこの時期しかなかった。
過去数回の帰国は全て、親とか知り合いとか、葬式や(結果的に)最後の対面だったり、そんなのばかり続いている。前回の帰国も、そういうつもりじゃなかったけど、結局葬式になったし、今回もどうなるかわかったもんじゃない。
でも、今回はこれまでと違い、何人もの人達と初めて会う予定だし、10年以上、または20年以上会ってない連中と会う可能性大。
『レッスルマニア』ウィークエンドの全てを逃す価値のある出逢いや再会があることを祈りつつ。
Jesus loves y’all.