Keith Jarrett @ Carnegie Hall

夕べは、カーネギーホールへ、キース・ジャレットのコンサートに行ってきた。6月にも彼のトリオでのコンサートがあったが、その時は事情で行けず。今回はソロ・ピアノ。

会場近くの日本食屋で、一緒に行く友人達とちょっと早めの夕食を済まし会場へ向かうと、さすがに長蛇の列。

8:00pm開演ってことになってたが、実際に始まったのは8:20pm頃だったかな。

休憩時間はないと聞いてたが、演奏開始後40分くらいで、ジャレットが退場。みんなは一瞬もう終わったのかと驚き、アンコールを促す拍手。しばらくすると調律者がでてきてピアノを確認し始める。調律が気に入らなかったか…?

約30分の休憩後、再度登場。

後半、ある、凄く静かな曲で、なぜかその曲の最中のみ、観客がやたらと咳を始める。急に演奏を止めるジャレット。マイクのとこまで歩いてって、「I guess the only option for me is to play louder. (俺にできることは、もっとうるさく弾くってことか。)」と一言残し一旦退場。すぐ戻って来て、再び一言喋り、途中で止めた曲の最後の部分を演奏。

その後、もう一、二曲終わらせた後、再び退場。

(正式な)アンコールは出たり入ったりで三曲。最後は、『Over the Rainbow(虹の彼方に)』でシメ。

最も(?)静かな曲の最中に咳が多く中断があったり、うちらの前に座ってて曲が始まるとやたらといちゃつく二人や、曲の最中だというのに、知ったかぶりっぽく、でかい声で唸ったりする、すぐ後ろに座ってた男など、観客はひどいもんだったが、もちろんそんなことは上回ってくれたジャレットの演奏だった。

「Keith Jarrett @ Carnegie Hall」への2件のフィードバック

  1. ひろたあきこ

    そんな演奏会あるの?(観客!)
    かなり失礼よね~
    咳は理解するにしても~

    途中でやめちゃうくらい…ヒドカッタ…ってことよね。

  2. まぁ、これだけ読んでると、観客の酷さしか伝わらないかもしれませんが、実際の演奏は、さすが…といった感じでした。

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