昨日の礼拝の最後の賛美歌『かいぬしわが主よ』を弾いてる時、周りにいる誰にも気づかれてなかった様だが、いつの間にか涙が出ていた。
20年前の今日、自分はこの国に来た。NCI (Nippon Christian Insititute)という団体の留学制度を通して、中学三年~大学一年の合計33人の生徒のグループの一人だった。自分達は第13期生。4ヶ月ほど、ノースキャロライナ州ベルモントにあった大学で英語研修を受けた後、全米の学校に散らばっていった。
英語研修とは言え、英語学校に来てるのは当然ながら英語圏外から。英語よりもスペイン語やアラブ語の汚い言葉の方を先に覚えてしまった。
「アメリカの食事はこんなに酷いんか。」と思いながら喰ってた大学のキャフェテリアのメシも、今思えば他の高校や大学と比べたら美味しかった。
アメリカに来てるのに、なぜか毎朝ラジオ体操をさせられていた。
そのくせ「アメリカなんだから」ってことで、年上だろうが下の名前で呼び捨てという規則があった。『~さん』付けもあだ名も禁止。最初は二つ年上の女の子達を呼び捨てにするの、やけに緊張したような記憶がある。でも自分にとっては、この規則がみんなとの関係を強くしてくれたような気がしないでもない。
『かいぬしわが主よ』は、ベルモント滞在時、夜に持たれてたバイブルスタディの中で、持ち回りでピアノの奏楽をしてた際、初めて自分が練習した賛美歌だった。時々礼拝で弾くけど、昨日は弾いてる最中に「そういえば20周年じゃ…」とか思ってると、特別な気分になってしまった。
去年は関係者の死が続き、13期生にとっては特別な年だった。長年闘病生活をおくっていた鈴木理平氏(NCI理事長)、バイブルスタディをしてくれてた白神章道牧師(日本キリスト教団水戸教会)、そして同期生の小田暁星。
当時の仲間の多くは連絡が取れなくなってしまったし、確かにNCIは過去のものかもしれない。中には帰国して、「そういえば自分って留学してたんだ…。」という程度の連中がいてもおかしくないし。
でも、当時のNCIの連中でこれ読んでくれてる奴がいたら、時々みんなのことを思い出してやってほしい。みんなそれぞれの人生の中で13期生の存在は大きかったはずだし、『今の自分』ってのがあるのも、一度は大きな決断をしてアメリカに渡った『あの時の自分』があったからだと思うしね。もし自分が日本に住んでたら、今頃20周年記念パーティとかやっとるんだろうが…。
長い様であっという間に過ぎてしまった20年間。ずっと守ってきてくれた神様、地球の裏側から応援してくれてた両親や家族、友達、そしてアメリカに来てから世話になった人達、みんなに感謝したい。





20周年。お互いにおめでとう!
ってことで、まずオヤジとお袋に感謝した。
この20年色々あったけれど、今こうして20年を振り返ってみると実り多い日々だったと思う。
この先20年後にはどんな自分になっているのか、楽しみ…って事はこの20年を自分はけっこう誇りに思っていることかもしれない。
20年前に戻りたいとはチットも思わないけれど、これからも頑張っていこうと思う。
ひさはる、ありがとう。
久しぶり!
20周年なんだね。
時の経つのは早い。
ひさはるの記憶力にびっくりするとともに懐かしく昔の事を思い出しました。
NCIの仲間は世界中に散らばっている感じがするけど、何時会っても「ずっと一緒」の気がする。
本当に不思議な存在。
あの時の自分が居なければ今の自分もいないわけで・・・
とっても感慨深いです。
30周年くらいできるといいね。
宜しく!!
ひえ~~、もう20年にもなるのね~。子供も生まれるわけだよ。(笑)
皆で過ごしたのはたったの4ヶ月だったのに、一杯想いでがあって何だかとても懐かしい!
ラジオ体操ね~、よくズルしてたよ。(笑)
ひさはるともこうやって繋がっているのも不思議ね~。
30周年記念は是非日本で(笑)やりましょう!
(あれ、書いたつもりがアップされてない!失敗した~ゴメン)
ヒサハル、メッセありがとう!懐かしいね、あの頃。
わたしも、Kansasの田舎に行ったのに、英語よりスペイン語のスラングばかりを先に覚えてしまった…
高校のご飯は間違いなくセークレットハート大より不味かった。
そして、周三、どうしてるのかしら。
NCIの皆で始めたアメリカ生活から私の人生もグルリ!と変わりました、とってもいい方向に。Supportしてくれた家族、友人、神様に感謝です。
みんなで迎えられるかな、30周年。その頃の私は地球の何処に居るのでしょうね^^
みんなコメントありがとう。
30周年ね…。考えておこう。どうせ幹事やらさせられるの、わしじゃろ? (笑)
30周年といわず、20周年のリユニオンやりましょう。
もちろん、東京だけど…。
それは逆に寂しい?
じゅんいち
まぁ、帰国はできんから、そっちで勝手にやってくれ。(笑)