理由はここではふせておくが、ここ数年、クリスマスが楽しみじゃなくなってきた。むしろ、鬱っぽくなることの方が多い。
言いたいことは色々ある。でも、自分は愚痴をこぼすためにブログやってるわけじゃない。
そのせいか、最近は、何かを書き込もうにも、その気にならないことが多い。あまりいいことが書けそうにないし。
とはいえ、クリスマスくらい何か書きたいって思ってたら、今朝、あることがきっかけで、幼いころの故郷の教会でのクリスマスを思い出した。
毎年12月24日はイブのキャロルで、牧師先生達に連れられて、町の中を他のこども達と歩きながらクリスマスの讃美歌を歌った。
25日には教会でクリスマス集会。当時は今より人口も多く、毎年集会はほぼ満員で、当然こどもの数も多かった。
降誕劇にも出てたりしたし、キャンドルサービスの雰囲気もよかった。
教会の近所にあるお菓子屋のケーキも楽しみだった。ローソクの蝋が落ちた板の床を、滑って遊んだりもした。
礼拝堂の祭壇に上がっても怒られないのは、一年の中でクリスマスと卒園式だけたったような気がする。
正直、家でプレゼントもらったりケーキ喰ったりしたことより、教会で過ごしたことの方が、強く印象に残ってる。
今夜はうちの教会でも毎年恒例のキャンドルサービス。とはいえ、いつものとおり、我が家は嫁さんに出席してもらって、自分は下の階の別室でせがれの面倒。
うちの教会堂は、教会が属する教団の所有で、それをうちらが借りてるわけだが、近いうちに教会堂が売られる可能性が強くなってきた。そういうわけで、いつまでここで礼拝ができるか判らない。当然、この教会でのクリスマスも、いつまで続けられるか判らない。
そう考えてたら、数年前にも書いたけど、せめて幼い頃だけでもいいから、うちのせがれにも、教会でのクリスマスってのをいい思い出として遺してやりたいという気持ちが尚更強くなってきた。
Merry Christmas!




