夕べのVIPには、いつも会場として使わせていただいてる教会の牧師を招いてお話をしていただいた。もう一人、うちの教会に来てる人で、仕事で世界の色んなとこに行ってる人にも、最近行ってきたハイチのことについてお話していただいた。
ハイチでは多くの人達が家族や友人、そして住む場所や財産を失っている。そんな中、彼が見たのは、日曜に幸せそうな笑顔で教会から出てくる人々。そういう話を聞くと、ちゃんと自分にも行ける教会があって、日本にいた時とは違って誰にも文句言われず信仰を持ち易い環境の中にいるってことを、普段しっかり感謝しながら生きていけてんのかなぁ…と、自分自身に問いかけてしまう。
それに続いた先生の話も、これまであまり聞いたことのないアプローチの仕方で、おもしろかった。
エジプトから、奴隷だったユダヤ人の大群を連れ出し、『約束の地』に向かったモーセは、その地をはるか彼方に見ながら、息を引きとったという。何かを達成するということも大事だけど、目的のために前進し続ける人生の喜びってのが、話のポイントの一つだった。
自分の身近に、これまでずっと「人のため」を目標にがんばってきた人間がいる。彼は今、やり残したことが沢山あるのに、あきらめなければいけないかもしれない状況の中にいる。正直、さすがの彼でさえ、奇跡でも起こらなければ、これ以上は無理なんじゃないかと思う。
だから、これまで祈ってきた。奇跡を起こしてくれない神様なんて、信じてもしょうがねぇし。
でも、社会的には抹殺されたはずなのに、今の日本の感覚なら既に自殺しててもおかしくない状況だったはずなのに、「若い連中は、いかに早くやめるかばかりを考える。」と、本当に自分自身がだめになりかけても諦めない。「これまで人のために色々やってきたが、結局だめだった。結局誰にも判ってもらえなかった。」と嘆いてから半年経つのに、「心身ともに、もうだめかもしらない。」と言い始めて何年も経つのに、未だに何かをやろうとしている。
40年以上も前の怪我の影響が、今になって出てきていて、医者も驚いてるらしい。これからの奇跡のために祈ってきてたけど、奇跡はこれまで充分起こっていた。
前進することによって生き様を見せてくれている、そんな人間のことを思い出させてくれた話だった。
それを自分にどう適用するかが、本当の課題なんだが…。




