有名人

[ 音楽 ]

これって、人によるんだろうけど、自分の場合、歳をとるごとにに、いわゆる『ミーハー』というやつじゃなくなってきてる。

いや、「昔はミーハーだった」というより、元々田舎育ちなもんで、何もかもが物珍しかったからこそ、若い頃は自然にそうなってたような気がする。

今や日本の山奥に住んだ時間以上をニューヨーク郊外で過ごしてて、自分の持つコネなどを考えると、本気になって努力すれば、結構な数の有名人に会えるはず。色んな知人の話を聞いてると、アントニオ猪木ビリー・ジョエルも、そして某元米国大統領も、自分にとっては『知り合いの知り合い』らしい。

ということは、この世に存在する有名人や著名人の大半が『知り合いの知り合いの知り合い』っつうことか。あくまで『友人の友人の友人』ってわけじゃないんで、誤解されてもらっても困るけど。

その反面、というか、そのせいか、歳をとるごとに、そこまで有名人に会いたいという願望が、かなり薄れてきた。元々、権威や地位というのに対して冷めた見方をしているってのもあるのかもしらんが、昔以上にそういうことが気にならないのかもしれない。ほんの数年前なら、「死ぬまでに一度は会ってみたい」って有名人が数名いたけど、今では殆どが「別にええかな」みたいな感じ。

でも、今もまだ、一人だけ、マネージャーや取り巻きの方々には遠慮していだいて、ミーハー心全く抜きで、それも本人の仕事の話題も抜きで、「この人って、実際どんな人なんだろう」っつう感じで、サシでじっくり一緒に飲んでみたい人がいる。色んな話聞いてると、既に酒飲んじゃいけない体になってそうな気がしないでもないが。(笑)

場所はやっぱ、席数少ない、あの店のカウンターかな…。


夕べの夢

[ 信仰 / / 音楽 ]

いや、今朝の夢かもしんない。それはどうでもええとして…。

6月25日、日曜日。いつものように午前中に教会へ。礼拝が始まろうとしてるが、大変なことに。

なぜか、何も全く準備できてない。週報も印刷してなければ、みんなに見せる歌詞も用意してないし、楽譜も全て家に忘れてきた。

自分でも何故かわからん。

が、その時、見るからにいかにも宣教旅行中の日本人大学生グループっぽいのが何人かで教会に入ってきた。

焦ってる我々を見て、「今朝の礼拝、僕たちに任せてください。」とか頼もしいことを言ってくれる。

とはいえ、知らない連中に礼拝丸ごと任せるのもいかがなもんかと、自分は出来る限りの準備を続けてたら、勝手に礼拝を始めやがった。

それも司会をしているのは、昔、神学生時代にうちの教会に来てて、現在京都で牧師をやってる友人。なぜこんなタイミングでわしの夢に出てくる!? (笑)

彼の紹介で、20代前半くらいの男の子がギターを持ってみんなの前に立ち、弾き語りをし始めた。

よくよく聴いてみたら、ザ・バンドの、自分も好きな曲『ザ・ウェイト』じゃねぇか。本人が日本語訳にしてると思われる。そこは素直に面白いと思った。礼拝にそのまま使える歌かどうかは別として…。

ただ、歌もギターも、お世辞でも上手だとは言えない。

そうこうしてるうちに、「あ…。」とか言いながら、やたらと演奏が途中で止まる。

「やっぱ知らない連中に礼拝なんか任せるんじゃなかった…」と苛立ちながらも、「本人達も、一生懸命神様を賛美してるんだ…」と自分自身に言い聞かせ、忍耐を要求される状態に。

焦り始めた時、これは夢かもしれないと思い始めた。

「っつうか、25日って、まだじゃん?」

そうだ、やっぱ夢だ。

目覚める瞬間、もう一つのことに気付いた。

「そういえば、25日は、夕方の礼拝なんで、朝から行かなくていいんだった。」

そう。今度の日曜は、牧師先生帰国前の最後の礼拝で、いつ出ていくか定かでないうちの教会にとっても、約21年礼拝したあの場所に多くの方々をお招きするのは最後。なので、近隣の他の教会の方々にも合わせて、夕方にしたんだった。

自分も数曲演奏する。

なんか、今の教会の状況の中で、自分は疲れてるということを示されたような気にさせられた。

それと同時に、「今の自分にできる最高のものを神様にお献げした。」と自身持って言えるように、ちゃんと練習しないとなぁ…と、そう思わされた夢だった。

そういうわけで、今週末ニューヨーク近辺にいる人達、あの教会堂では最後かもしれない礼拝に来てくれたら嬉しい。

Jesus loves y’all.


サルーキ= in New York

[ ニューヨーク / プロレス / 信仰 / 音楽 ]

サルーキ= Live in New York

6年前、facebookで、ある人から友達申請をもらった。

最初、彼のプロフィールを見た時は、インディのミュージシャンか何かが、ネットワークを広げたいから適当に申請してんのかな、と思った。

写真を見ると、ステージの上を駆けずり回ってそうなロックバンドのボーカルの彼と、仕事してる時も、ビール飲んでる時も、ピアノを弾いてる時も、基本的に座ってることの方が多いこの自分では、何も共通点がないと思った。

だが、友達申請と同時に、メッセージも送られて来ていた。

クリスチャンだという。

それでもってプロレスファンらしい。自分がやってるサイトの中にクリスチャンのプロレスラー達について書いているページがあるが、その中のスタン・ハンセンの証を読んで、連絡したくなったそうな。

自分とは全然違い、彼はプロのミュージシャンだが、それでもロックやブルースが好きだという点でも共通していた。

更に、後日知ったのは、彼が、十代まで島根県江津市で育ったということ。自分は行ったことがないが、自分の先祖は江津で漁師の大将だったらしい。つまり江津の人間の血が自分には流れてる。死ぬ前に一度は訪れるべき土地だと思ってる。

2年前にも、バンドとしてではなくソロで、そしてそのバンドとは別に一人でギターの弾き語りをする奥さんと一緒にニューヨークに来たが、その時は他にも色々な人達が出演した長いイベントの一環だったし、時間も押してて、結局あまり会話もできずに終わった。

だが数ケ月前、今度はバンドのもう一人のメンバーも一緒にニューヨークに来るということを知ったので、すぐに連絡し、日程を抑えさせていただいた。奥さんも同伴。

テキサスで数日間活動した後、先週ニューヨーク入りし、金曜にはみんなで焼肉喰いに行った。予約がいっぱいだったんで、制限されて2時間弱だったが、それでもある程度色々話せたと思う。

そして夕べは、自分が2009年から主催者の一人して関わってる月例集会で、コンサート。

イベントが始まる直前、今回ニューヨークは初めてだという、もう一人のバンドメンバーが、ニコニコしながら、スマホで一枚の写真を見せてくれた。

「小学生の時に、この『LP』持ってたんですよ。」

入場テーマだけではなく、音声のみの試合実況などが入ってる、プロレスラーのアルバムのカバー。なんとここでもスタン・ハンセンだった。

日本は既に6月13日。8年前、広島での試合中、リング上で倒れ、そのまま他界した三沢光晴の命日だ。

色んな意味で、神による不思議な計らいを感じた。

当初は、バンドの二人と、どっかから見つけてきたパーカッションの三人でアコースティックライブになるという理解だったが、ふたを開けてみると、自分も知り合いの、この地元のクリスチャンのミュージシャン達との共演だった。現在二人でバンドとして活動しているそうだが、こうやって海外に出る際、地元のミュージシャン達と共に演奏するのって、本人達も楽しいだろうが、聴いてる方も親しみが沸いてなかなかいいんじゃないかと思った。

サルーキ= Live in New York

クリスチャンじゃない人達に聴いてほしい曲とかもあったんで、もうちょっとそういう方々にも来てほしかったけど、それはさておき、かなり盛り上がった。

お世辞抜きで、いつかまた是非呼びたいと思った。

Jesus loves y’all!


Chuck Berry (1926 – 2017)

[ ニューヨーク / 家族 / 音楽 ]

1998年のことだったと思う。まだ結婚前だった自分は、ニュージャージーに住んでたが、コネチカットに住んでた彼女(後の嫁さん)のアパートに結構入り浸りだった。

その頃は、行きたいコンサートはなるべく2人で行くようにしてた。レイ・チャールズもB・B・キングも彼女と一緒に行った。

スタンフォードでチャック・ベリーがコンサートをするとのこと。日本じゃまず観れない。行くしかないと思った。

ある日、日本の雑誌で『ロックの神様』として紹介されてたことがあった。だとすると、ロック界におけるニックネームとしては、
親分 = ブルース・スプリングスティーン
王 = エルビス・プレスリー
父 = リトル・リチャード
神 = チャック・ベリー
ということになるんだろうか。

彼女はあまり興味なかったんだけど、当時ニューヨークに住んでた弟が話に飛びついてきた。

自分も弟も音楽が大好き。アーサー・アレクサンダーもトム・ウェイツも、ウィリー・デビルも、みんなあいつのおかげで知ることができた。チャック・ベリーなら、行きたいのは当然のことだった。

当日、弟は、ポケットサイズのジャック・ダニエルを上着の内ポケットに隠し、会場内でこっそり飲んでた。

コンサートは、往年のヒット曲の数々以外にも、結構ブルースっぽい曲もいくつかあり、期待してた以上に楽しかった。

自分は終始、切符に番号が書かれてる座席に留まってたが、酔っ払った弟は、席が空いてるのを見ると、どんどん前の方に進んでたっけ。

コンサートが終わり、会場を出た。

「おめぇは飲んどるけぇ、ええかも知らんが、わしもどっかで飲みてぇのぉ。腹も減ったし。」とか言いながら、入れそうな店を探そうとして歩き始めた。

すると酔っ払った弟が、結構大きな声で言った。

「なぁ、ひさくん。わしらぁ今、チャック・ベリー観たんよのぉ。チャック・ベリーで? わしゃぁ、もう、やることねぇ。死んでもええわ。」

兄弟揃ってニューヨーク近郊に住んでて、幸せだと思った瞬間だった。

RIP…


『Shine a Light』

[ Happy Hour / 信仰 / 音楽 ]

去年の10月のHappy Hour結成10周年コンサートに向けて、二人で「何か、新しいことやりてぇなぁ…。」とか語り合ってて、思いついたのが、多分まだ日本語訳にされてないと思われる曲を、訳してみようってことだった。

最初は別の曲を色々考えながら訳そうとしてたんだが、ある日、クリスチャン系とは全くかけ離れてるバンドのある曲を久々に聴いてて、「これじゃ!」って感じた。

ローリング・ストーンズの最も人気のあるアルバムの中の一枚『Exile on Main St.』(放題: メイン・ストリートのならず者)に入っている『Shine a Light』という曲。放題では『ライトを照らせ』ってなってるが、詞を理解すると、絶対そうならないはず。

以前から好きだった曲なんだが、多くの教会では、もうストーンズの曲だという理由だけで却下ってこともあり、クリスチャン関連の集会でこの曲をやるってのことを思いつくことさえなかった。とはいえ、『Happy Hour』というユニット名自体、酒に関する名前なんで、活動開始当初は、広告などで名前を削られ、二人の個人名だけ並んでたこともあったくらいなんで、思い切ってやってみようかと。

この曲を聴いてて思ったのは、みんな生きてると、周りに数人、必ず、「おい、しっかり生きてくれよ…。」って思える相手っているわけで、そういう連中に対してこの曲のような感情を持ってしまうってのもあるけど、ある意味、自分自身に対してもそういう時期があったかも…ってこと。Happy Hourの相方なんて、コンサートでこの曲の紹介をわしが終えたら、付け加えて、「うちの教会の人達のことを思い出す歌です。」とまで言いやがった。(笑)

ストーンズの曲とはいえ、あくまで相方が歌うのを想定して言葉や流れを考え、優しそうな言葉を選んでみた。当然アレンジも雰囲気も全く違うけど、歌詞自体は結構忠実に訳できてると思う。

コンサートの数日後、教会の礼拝堂で録音してみたんで、聴きたい人はこちらをクリック。うちの教会、去年末建物が売られて、以来使用に関して酷く制限があるんで、今後思い切って録音できないかもしれない。そういう意味では、我々の今後の活動のためにも祈っていただければと思う。

ちなみに、歌詞付の原曲はこちら

だが、特に原曲を知らない人には、是非原曲からの偏見抜きで我々の訳から聴いてもらえたらうれしい。