紅白歌合戦

やっとビデオで見た。ここ数年は裏番組に押されてるらしいが、海外に住んでるうえ、プロレス以外の日本の番組を殆ど見ない自分にとっては、その年に日本でどんな曲が売れたのか見るのには、やはり紅白が手軽だ。

元々日本でもアメリカでも、どんな曲がヒットしてるのかあまり興味なく、別に紅白も毎年すごく楽しみにしてるというわけでもない。だが時々合間に入ってる昔の人達による昔の曲なんか、懐かしかったり、いくら自分の世代より前のものでも最近の作品にはない良さを感じたり、結構楽しい。実は毎年かかさず見るのが和田アキ子だったりするのも、その辺が理由かも。別に今回彼女がやってたことも楽しめたってわけじゃないけど…。

でもここ3、4年は、自分にとっての見所があまりなかった。前回強い印象に残ってるのは2001年のドリフターズくらいかな。もっと面白いのがあった様な気がしないでもないが。

だが今回意外な人に注目してしまった。渡辺美里の『My Revolution』。画面に映った瞬間、思わず夫婦揃って、「おばさんになったなぁ~。」とか言ってしまったが、なんだかんだいって超懐かしかった。別に大ファンだったとか、大好きな歌だとか、そういうわけじゃないけど、自分が87年に渡米するちょっと前に大人気だった曲で、自分にとっては、ある意味その時代の象徴的な曲の様な気がする。自分と同世代の多くの人達にとってもそうなんじゃないかな。

以前は由紀さおりと安田祥子の童謡で感動しまくってたこともあったなあ。結局日本を離れて長い分、余計に懐かしくなたり感動したりするのかもしれない。

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