またもやアジアン・フレンチ・フュージョンの店。最近はどこにでもあるんで珍しくもなんともない。ウェブサイトでメニューを見ても、全く興味が無かった。が、近いってのもあるし、嫁さんの要望で結局行くはめに。
入ってみると、店内は結構狭かった。このWestchester郡を横切る高速道路I-287より北にある店は大抵白人客ばかりだったりするが、ここもそうで、ほぼ満員。寿司カウンターはあるが、日本人の店員はいなさそう。これまた、この類の店では当たり前だが。
席についてメニューを見る。が、やはり興味が湧いてこない。嫁さんはさっさと決めた様だが…。とりあえず前菜には、鴨のカルパッチョを頼んだ。フランス料理風に、味噌仕立てのソースをちょっとだけたらしてあって、ゴートチーズとパイナップルを乗せてある。食べたら、結構美味しかった。
メインは、メニューを見てもグリルしたスカートステーキやラム肉とかや、魚を蒸したような、本当にどこのフュージョンの店にもありそうなものが殆ど。迷う。
だが一つ気になったものがあった。『Udon Crawfish Étouffée』ってやつ。エトゥフェといっても、アメリカでいうエトゥフェは、フランス料理でいう鴨や野菜の蒸し煮というより、crawfish(ザリガニ)やえびなどのシーフードのシチューというかスープっぽい、ケージャン料理のものを指すのが普通。もちろんその味付けにも色々あるんだが、自分の場合これまで喰ったエトゥフェが、大抵トマトベースのソースっぽいものをご飯の上にかけるものばかりだったんで、それをうどんにかけるという感覚があまりピンとこなかった。とは言え、他のメニューもありきたりっぽいのが多かったんで、怖いもの見たさに注文してしまった。
出てきたものは、想像と全然違うもので、普通に、スープの中にうどんをぶち込んでるものだった。エトゥフェとガンボの違いを説明するのは難しいが、味の薄いザリガニガンボをうどんの汁にしたと言えば判りやすいだろうか。それが丼っぽい器に入ってて、具というとザリガニと海老、ネギくらしか乗ってない。いい意味で期待を裏切られて、結構美味しかった。
でもやっぱちょっと高めなんで、そういつもは来れないとは思うが、そのうちまた来て、今度は別のものを注文してみたくなった。
Route 141沿いで、Metro-NorthのHawthorne駅からちょっと北。
Ace Asian-French Cuisine
677 Commerce Street, #103
Thornwood, NY 10594
phone: (914) 741-0888




