東海岸日本語教会合同ファミリーキャンプ

この週末は、土曜から2泊、ニューヨーク州エレンビルというとこにあるリゾート施設へ一人で行ってきた。ボストンからワシントンDCと、北東部にある日本語教会の殆どが集まって、修養会を2年毎に行なっている。今年で4回め。

実は、自分は6年前の第1回に参加しただけで、その後はパス。なぜ行かなかったか理由を並べると、複数の人達のことを批判してると誤解されそうなので、やめとこう。

当初、誘われたと思われる教会の中で不参加だったのは、うちを含めておそらく2件のみ(もっとあったかもしらんが)。一応、参加教会に名前だけ載せるか聞かれたけど、うちは現在、牧師もいないし、人数も少なく、お祭りごとに協力してる余裕が無さそうだったので断った。

でも、ある時、仲のいい牧師と話していて、「高い金出して、わざわざ日本からゲストやミュージシャンを招こうとする趣旨が、よく解らない。」と伝えたら、「実は今回は全てこの地域の先生方でやることになった。」って言うんで、多少興味はあった。

過去2回、教会の主要メンバーは不参加だったにしろ牧師家族は行ってたんで、とりあえず、うちの教会が参加したという形だけはとれてたんだが、今回は牧師もいないんで、自分あたりが行かねば、うちの教会は本当に不参加になってしまう。

そういうわけで、今回は、「しょうがねぇから行こう」という義務的なのと、「この辺の先生達が自前でやるんなら」という期待っぽいのと、半々の動機で参加することにした。

ベビーシッターもあるとのことだし、家族で参加しようと思ったが、嫁さんの、「一人で行ってゆっくりしてきたら?」という一言に甘えて、一人部屋を予約。他の参加者に関して二転三転あったが、最終的に、うちの教会からは単独参加。こないだも書いたとおり、今とにかく教会のことで精神的に疲れまくってるんで、結果的に、うちの教会の全てから離れて自分だけが参加という方がよかったような気がする。

近辺の各先生方がそれぞれの集会でメッセージをされ、その合間に賛美の時間や証の時間が入る。こども達や中高生による歌もあれば、志望者達による(結構派手な)ダンスとかもあって、盛りだくさんだった。そして、その日の最後を、スモールグループでの会話で終わらせるというパターン。最初から最後まで、どの先生がどの時間に話をするかという順番も含めて、全ての面でよく計画されていたと思う。

それと同時に、正直、うちの教会は、色んな面で非常によくない状況にあるのというのも感じた。これまた一部の人達を批判してると思われるかもしれないので、詳細は避けておこう。

多少高いと思ったが、部屋もメシもそんなに悪くなかった。

ちなみに、この類の集会で、早朝のプログラムに顔出したためしがない。そういうわけで、当然のごとく早朝集会は両方とも不参加。

最初の夜は、ある教会の人達と、売店で何本か缶ビールを買って持ち寄って飲んだ。でも早めになくなったんで、結局0時過ぎに解散。

すると、自分の部屋に戻ってる途中、小学生くらいの女の子が廊下に座ってゲームをしている。そのすぐそばのドアがちょっとだけ開いてて、中から、いかにも人が集まって飲んでるような声が聞こえた。その子に「どこの教会?」って聞くと、「それなら攻め込んでこ。」と思えちゃう教会だったんで、あつかましくもその部屋に入ってった。そこで「お前は前から図々しかったからなぁ。」と言われながら、およばれになって、結局解散は2時。そこでは、クリスチャンじゃない人もいて、信仰について自分なりの見解を色々話すことができた。

次の夜は、前の夜に最初に一緒だった教会の人達と、再び、それも今回は昼間に買出しに行ってちゃんと計画してからの飲み会。この教会の人達は、昼間に行なわれた全体の集合写真撮影の後で各教会で分かれて記念撮影してた際に、自分が一人で参加だったのを知ってたからか、一緒に写真に入るように促してくれた。一人での参加は全く寂しくなかったが、そういう風に迎え入れてくれると、やっぱ素直に嬉しかった。時々会ってる人達だけど、改めて一緒に飲むと、知らなかった面も見えて、これまで以上に仲良くなれたと思う。もちろん、自分だけがそう思ってないことを願うが…。

そういうわけで、もちろん夜の飲み会でも色んな会話ができて楽しかったんだが、それ以上にもっと大事なこととして、各先生方の話が、まるで自分のために計画されたんじゃないかと錯覚しかけるくらい本当に今の自分にピッタリの内容だったし、スモールグループでの会話も含め、今の教会関係のことで行き詰まりを感じている自分にとっては、全体的に凄くよかった。無理して行った価値は充分あった。

2年後の次回は、うちの教会にも牧師が来てるだろうし、もっと多くの人数で参加できればと思う。

っつうか、今回のように、ゲストに頼らない自前なら、尚更みんな参加するべきかな。

計画してくださった先生方、そして準備から後片付けまで色々な面で協力された多くの方々、祈ってくれてたうちの教会の人達、一人で参加させてくれた嫁さん、そして全てのことを可能にしてくれた神様に感謝。

「東海岸日本語教会合同ファミリーキャンプ」への1件のフィードバック

  1. 矢部 麻里子

    いつもありがとうございます。と、みんな思ってます。お仕事も、教会も大変、子育ても大変な時期に入って来た、休めるところが無い毎日でしたから、一人で出かけられて、よかったかもしれませんね。ほんとにおつかれさまです。おやすみなさい。

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